
デニッシュ食パン
- 320分
上級
※ひと晩休ませる時間は含みません
バターを折り込んで作るデニッシュ生地を、そのまま食パン型で焼きあげた贅沢なパン。焼き上がりに現れる美しい層は手間ひまかけた証です。
できあがりは外はサクサク、中はしっとり、バターの香りにうっとり!
とてもリッチな生地なので、そのままでも魅惑的なおいしさですよ。
- cuoca食パン焼型1斤(アルスター)
- お店で見るような食パンを、おうちで焼き上げたときの感動といったら!美しい焼き上がりに、うっとりしてしまうこと間違いなしです。ホームベーカリーで焼き上げるよりも、食パンはやはりしっとり仕上がります。表面のパリッと感もたまらない、おいしい食パンにもう夢中です!
作り方
1.【準備】 ・折り込み用のバター100gを1cmの厚さに切ってラップで包み、めん棒で叩いて柔らかくしたら、ラップの上からめん棒をかけて1辺15cmの正方形に伸ばし、冷蔵庫に入れておく。 ※使う直前に取り出し、少し曲がるくらいの柔らかさにして生地に折り込みます。 ・焼成のタイミングに合わせてオーブンを210℃に温めておく(予熱)。 |
2.パン生地を作る。 ボウルに強力粉からイーストまでを入れて混ぜる。なんとなくまとまったらバターも入れて混ぜる。生地がひとまとまりになったら、ペストリーボードの上で5分くらい、生地がある程度つながってつるんとするまでこねる。 |
3.生地をボウルに戻し、ラップをかけて25℃くらいの室温で20分発酵させる。 バットに生地を移し、上から手で押さえてガスを抜き、15cmくらいの正方形にする。 生地にぴったりとラップをかけて冷蔵庫でひと晩(8〜16時間)休ませる。 |
4.バターを折り込む。 打ち粉(分量外)をふったペストリーボードに生地を取り出し、めん棒で一辺22cmの正方形に伸ばす。 |
5.シート状にしたバターを生地の対角線に対して垂直に乗せる。まわりの生地を中央に向けて折りたたみ、つなぎめをしっかりくっつける。めん棒で上から軽く押さえて生地とバターをなじませる。 | 6.(5)をめん棒で20×45cmの縦長の長方形に伸ばし、向こう側と手前から折って三つ折りにする。 ラップに包んでバットに入れ、冷蔵庫で30分休ませる。 ※バターが溶けないうちに、手早く折り込みましょう。 ※生地が柔らかくなりすぎたときは、最初の10分を冷凍庫に入れてください。 |
7.打ち粉をふったペストリーボードの上に生地を取り出し、90度向きを変えて20×45cmに伸ばして三つ折りにし、冷蔵庫で30分休ませる(2回目)。 同じようにもう一度三つ折りし、冷蔵庫で30分休ませる(3回目)。 |
8.成形する。 打ち粉をふったペストリーボードの上に生地を取り出し、25cm×28cmの縦長の長方形に伸ばす。 包丁(あればピザカッターがおすすめです)で縦6本にカットし、2本ずつ重ねて三つ編みにする。 |
9.薄くショートニング(またはスプレーオイル)を塗った型に入れ、28〜30℃の場所で80〜90分程度発酵させる。 ※バターが溶け出すので30℃以上にならないように気をつけてください。 型の6分目くらいまで膨らんだら発酵終了。 |
10.210℃に予熱したオーブンで35〜40分焼成する(途中で焼き色をみて温度を落としてください)。 焼成後すぐに、型ごと軽くトンと台に打ち付けて型から取り出す。 網などにとって冷ます。 |
バターを折り込むときは、バターが溶けないうちになるべく手早く折り込みましょう。
打ち粉を上手に使うと伸ばしやすくなります。
三つ折りや成形のときにはよけいな打ち粉を刷毛できれいに落として下さい。