
笹団子
- 70分
中級

※冷ます時間は含まれません
新潟の郷土菓子、笹団子。
よもぎの風味と、笹の香りや緑色が清々しい和菓子です。
できたての笹団子はとてもやわらかく、格別なおいしさです。
- 国産笹の葉20枚
- 大きさ:約巾7cm×長さ29cm
鮮やかな彩りと香りが爽やかな“涼”を演出します。
お饅頭や水大福、葛餅を包んだり器としてお使い下さい。
作り方
1.準備 ・乾燥よもぎはボウルに入れ、かぶる程の湯を加えて約20分置いてもどし、さらしに包んで水気を固く絞っておく。 ※もどし汁は使用するので、とっておいてください。 ・粒あんは25gずつ6等分にして丸めておく。 ・笹の葉はさっと水で洗い、水を入れたボウルに浸しておく。 ・蒸し器を準備し、加熱して蒸気を上げておく。 |
2.団子を作る 大きめのボウルにもち粉、上新粉、上白糖を入れてよく混ぜる。 もどしておいたよもぎを加えて混ぜ合わせる。 |
3.よもぎのもどし汁と熱湯を合わせて90mlにし、少しずつ[2]に加えてこねる。 耳たぶくらいの固さになったら加えるのをやめ、生地がなめらかになり、よもぎが全体に均一に混ざるまでよくこねる。 |
4.[3]を6等分(1個約38g)にして丸める。 生地を丸く広げ、あんをのせて包み込み、とじ目をしっかりと閉じる。 全部包み終わったら、手にサラダ油をつけ、俵型に形を整える。 ※作業中に乾燥しないようにラップをかけておきましょう。 ※サラダ油を団子生地に付ける事で、笹の葉からはがれやすくなります。 |
5.笹のひもを作る 水に浸しておいた笹の葉の中から結びとめ用に大きめの葉を2枚取る。 はさみで1枚の葉を縦に4等分にカットする。 葉の中央に近い2本(長い方)を横に2等分し、1枚で6本作る。 もう1枚も同様にカットし、短冊状の葉を全部で12枚作る。 切った笹を、ひも状になるように細くねじっておく。 |
6.笹で包む 残りの葉の水気をキッチンペーパーなどで軽くふき取る。 表面がつるつるしている方を内側にし、2枚を1/2くらいづつ重ねて団子を中央にのせる。 2枚の葉で包み、もう1枚の葉を上からかぶせるようにしてのせ、3枚の葉で団子を包み、端をねじる。 |
7.[5]でねじった笹団子の根元を、笹のひもでしばってとめる。 ※笹のひもは、ひも状にねじることで強度が増し、ちぎれにくくなりますが、強くひっぱりすぎるとちぎれてしまいますので注意してください。 |
8.蒸す 蒸気の上がった蒸し器に入れ、強めの中火で約20分蒸す。 蒸し上がったら冷ましてできあがり。 |
包んだ笹の葉がゆるんでしまい、笹のひもで結びにくいようであれば、調理用の凧糸などで結んでもよいです。