
生種をおこす
初級

ホームベーカリーでの生種おこしは、とてもかんたん。酵母と30℃のぬるま湯をまぜて、あとはセットするだけです。早速!作ってみましょう。
作り方
1.清潔にした生種容器に、ぬるま湯(30℃)を入れ、一定方向に混ぜながら酵母を振り入れていく。ダマが残らないようによく混ぜる。 | 2.カップに専用のふたをする。ない場合はラップをする。 | 3.ホームベーカリーにセットし、生種おこしコースをスタート。 |
4.ホシノ天然酵母の場合、24時間後に完成ブザーが鳴ったら終了。 あこ天然酵母の場合、再度生種おこしコースをスタート。6時間後(合計30時間後)に取りだし、ホームベーカリーのスイッチを切る。 ※できあがりの目安は、容器をふるとタプタプという音をたてるぐらいの粘度になること。また香ると、最初はフルーティーな香り、その後に日本酒のようなツンとした香りがある状態が目安です。 |
5.<注意点> おこした生種は放置しておくと発酵力が弱くなるので、できあがった生種は冷蔵庫に保管してください。 保存期間は約1週間程度です。ツンと刺すような匂いがしたら、使用をやめてください。 |
●塩を加えて塩麹と同じ調味料として 生種に対して10%(例 生種50g:塩5g)の塩を加えて塩麹と同様の調味料として使えます。 ●肉や魚を生種に漬けこんでから料理 肉・魚100gに対して大さじ2(30g)の生種を全体にまぶし約30分漬け込み、キッチンペーパー等でふき取ってから調理します。臭みをとり、柔らかく、旨味を引き出して肉や魚の味が濃くなります。 ●カレーやシチューなどの煮込み料理の隠し味に カレーやシチューの具に水を入れるタイミングと同時に、1皿分に対して大さじ1の生種を加えて煮込みます。コクと深みがでてまろやかに仕上がり、一緒に煮込む食材も柔らかくなります。