
レーズン酵母の起こし方
初級
自家製酵母起こしには、フレッシュフルーツを使ったり、酒粕を使ったりとさまざまな方法がありますが、はじめてのチャレンジにはもっとも扱いやすいレーズンがおすすめです。
ぷくぷくと育っていく自家製酵母は日ごとに愛おしくなり、できあがりが待ち遠しくなります。
できたレーズン酵母で元種起こしをしましょう。
▼自家製酵母の元種の作り方
作り方
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1.【準備】 酵母起こしに使用する瓶を洗剤を使い傷がつかないようにスポンジは使わず手でなでるように洗います。 その後に、水から(瓶によっては急激な温度変化で割れることがあるため)煮て煮沸消毒しておきます。 |
2.〈1日目〉 煮沸消毒した瓶にレーズンと水を入れ、フタをギュッと閉めて上下に10回くらいふってなじませる。 |
3.27度前後の暖かいところに置く。このときレーズンはすべて沈み、水は透明感のある状態になる。 |
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4.〈2日目〉 レーズンが水を含んで膨張し、上の方のレーズンが浮いてくる。 1日1回は瓶を上下に返す程度にふり、フタを開けてガスを抜く。 |
5.〈3日~7日目〉 レーズンの半分以上が液面より浮き上がり、フタを開けると勢いよく泡だって、フルーティな発酵臭がしたらOK。 ここからもう1日置けば、レーズン酵母のできあがり。 |
できあがったレーズンエキスは、レーズンを入れたまま冷蔵庫で保存します。温度が一定な奥の方に入れると、約1ヶ月保存できます。冷蔵庫の中でもゆっくり発酵しているので、時々フタを開けてガスを抜いてください。