
基本のクロワッサン
- 270分
上級
※ひと晩休ませる時間は含みません
外はサクサク、中はふんわり食感のクロワッサン。発酵バターのリッチな味わいが口いっぱいに広がります。上級者向けではありますが、おうちで作る焼きたてのクロワッサンは格別のおいしさ!ぜひチャレンジしてみてください。バターが溶けやすいので、涼しい時期に作るのがおすすめですよ。
作り方
1.【準備】 ・折り込み用のバター120gを1cmの厚さに切ってラップで挟み、めん棒で叩いて柔らかくする。ラップの上からめん棒をかけて1辺15cmくらいの正方形に伸ばし、冷蔵庫に入れておく。 ※使う直前に取り出し、少し曲がるくらいの柔らかさにしてから生地に折り込みます。 ・天板にオーブンシートを敷いておく。 ・クロワッサンを焼くタイミングに合わせてオーブンを210℃に温めておく(予熱)。 |
2.<生地を作る> ボウルに材料Aを入れ手で混ぜる。粉気がなくなったらバターも入れて混ぜる。生地がひとまとまりになったら、ペストリーボードの上で2分くらい軽くこねる。 |
3.生地をボウルに戻し、ラップをかけて25℃くらいの室温で20分発酵させる。バットに生地を移し、上から手で押さえてガスを抜き、一辺15cmくらいの正方形にする。生地にぴったりとラップをかけて冷蔵庫でひと晩(8~16時間)休ませる。 |
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4.<バターを折り込む> 打ち粉(分量外の強力粉)をふったペストリーボードの上に生地を取り出し、めん棒で一辺22cmの正方形に伸ばす。シート状にしたバターを生地の対角線に対して垂直に乗せる。まわりの生地を中央に向けて折りたたみ、つなぎ目をしっかりくっつける。めん棒で上から軽く押さえて生地とバターをなじませる。20×45cmの縦長の長方形に伸ばし、向こう側と手前側から折って三つ折りにする。ラップに包んでバットに入れ、冷蔵庫で30~40分休ませる。 ※室温が高くて生地が柔らかくなりすぎたときは、最初の10分冷凍庫に入れてください。 |
5.打ち粉をふったペストリーボードの上に生地を取り出し、90度向きを変えて20×45cmに伸ばして三つ折りにし、冷蔵庫で30~40分休ませる(2回目)。同じようにもう一度三つ折りし、冷蔵庫で30~40分休ませる(3回目)。 | 6.<成形する> 打ち粉をふったペストリーボードの上に生地を取り出し、20×55cmの長方形に伸ばす。ピザカッター(またはナイフ)で長い方の辺5mmくらいを切り落とす(断面の層をきれいに見せるため)。長い辺の端から11cmごとに印をつける。反対側は端から5.5cmの位置にひとつ印をつけ、そこから11cmごとに印をつける。印と印をつなぎ二等辺三角形を作り、ピザカッター(またはナイフ)などで切り離す。 ※途中で生地が柔らかくなりすぎたときは、冷蔵庫で休ませながら作業してください。 |
7.手前に向かって細くなるように生地を置いて軽く引っ張り、向こう側からくるくると巻く。巻き終わったら180℃向きを変えて、巻き終わりが手前に来るようにし、両端を少し曲げて三日月形にする。オーブンシートを敷いた天板に並べる。 | 8.28℃の場所で約60分発酵させる。 ※バターが溶け出すので28℃以上にならないように気をつけてください。 |
9.表面に刷毛で薄く卵を塗る。 ※断面の部分にはなるべく塗らないようにしてください。 |
10.210℃に温めたオーブンで13~15分焼く。 ※途中で焼き色を見て温度を落としてください。 |
バターを折り込むときは、バターが溶けないうちになるべく手早く折り込みましょう。打ち粉を上手に使うと伸ばしやすくなります。三つ折りや成形のとき、よけいな打ち粉は刷毛できれいに落として下さい。