
基本のバニラシフォンケーキとアレンジシフォン3種
中級
(アルミシフォン型17cm 1台分)
メレンゲがポイントのシフォンケーキ。基本のバニラがうまく焼けたら、アレンジシフォンケーキにもチャレンジしてくださいね!
作り方
1.準備をする。オーブンを170℃に予熱する/サラダ油、牛乳は人肌程度に温める/卵白は冷蔵庫で冷やしておく/薄力粉をふるう | 2.ボウルに卵黄を入れてホイッパーで軽くほぐし、グラニュー糖を加え白っぽくなるまでしっかりすり混ぜる。 | 3.サラダ油を加えながらよく混ぜる。 |
4.牛乳とバニラオイルを加え、よく混ぜる。 | 5.ふるっておいた粉を加え、しっかりと混ぜる。 | 6.卵白をホイッパーでほぐし、コシを切る。全体が均一な状態になれば、空気を含ませるように泡立てていく。 |
7.卵白が空気を含んで白っぽくなってきたら、グラニュー糖の1/3を加えてさらに泡立てていく。 | 8.残りのグラニュー糖を2回に分けて加えながら泡立て、柔らかいつのが立つくらいのメレンゲを作る。 ※メレンゲの状態は大事なポイント。泡立て方が足りないと生地が膨らまず、泡立てすぎるとぼそぼそになり、卵黄生地とうまくなじまなくなります。 |
9.卵黄生地にメレンゲの1/3量を加え、ホイッパーで混ぜなじませる。 |
10.残りのメレンゲをいったんホイッパーで混ぜてなめらかな状態にしてから8に加え、ゴムべら(シリコンプロクリーナー)に持ち替えてさっくりと混ぜる。 | 11.メレンゲのかたまりが残っていないか確認して、シフォンケーキ型に流し入れる。とぎれとぎれに少しずつ入れると空気を抱き込みやすいので、一気に流し入れる。 | 12.型に流した生地に、ゴムべら(シリコンプロクリーナー)を4~5カ所さす。 ※型に流した時にできる空気の穴をなくすためです。 |
13.中心の突起を両手親指で押さえ、残りの指は型本体をしっかりと持ち、型の底を台に軽く3・4回叩き付け、空気を抜く。 ※布巾を敷くと、型や台を傷つけることがありません。 |
14.生地を平らにならし、予熱しておいたオーブンで約35分焼成する。 | 15.焼き上がったら、型を逆さにして完全に冷ます。 |
16.シフォンケーキナイフを使って型からはずす。ナイフがしなって型に沿うように力を加え、型の周り、円筒部分を一周させる。 底の部分も同様にナイフを差し入れ、一周させて型をはずす。 |
17.■アレンジ1「抹茶シフォン」 抹茶パウダーとグラニュー糖とよく混ぜ、牛乳を加え混ぜる。あればミニホイッパーなどでしっかり混ぜるとだまになりにくい。 だまになった場合は茶こし(シュガーストレーナー)でこし、工程2の卵黄とグラニュー糖を混ぜた後に加え混ぜる。※このアレンジの場合、バニラオイルは使用しません。 |
18.■アレンジ2「キャラメルシフォン」 キャラメルクリームは冷たいと混ざりにくいので、常温にもどしておく。 工程1の卵黄とグラニュー糖を混ぜた後に加え混ぜる。 |
19.■アレンジ3「ローズシフォン」 天然色素は少量の水で溶き、卵黄に混ぜる。 ローズシロップは基本のレシピの牛乳と置き換える。 アプリコットはキッチンペーパーなどで水気をとって5mm角にカット、 工程5で粉が混ざってから、加え混ぜる。※このアレンジの場合、バニラオイルは使用しません。 |
20.★レシピ通りにきちんとできれば、ふんわりシフォンができますが、初心者さんならメレンゲを安定させるために「クリームタータ」や「乾燥卵白」を使っても。使い方は簡単。クリームタータは小さじ1/4、乾燥卵白なら大さじ1と小さじ1(6g)どちらか片方を卵白用のグラニュー糖によく混ぜて、あとは通常通りにメレンゲを作るだけ。 | 21.★「紙製ミニシフォン型10.5cm」(3台分)/「アルミシフォン型10cm」(2台分)を使用する時は紹介しているレシピ(アルミシフォン型17cm)の半量で作るとちょうどピッタリの仕上がりになります。紙製シフォン型を使う場合はアルミシフォン型を使う場合に比べて、生地を少なめに(7分目)程度にするときれいに焼き上がります。 |