
【パン作りの教科書】基本のプチパン
- 200分
初級
手ごねパン作りの基本は、プチパンでマスターしましょう!
シンプルな材料5つで作るプチパンは、どんなお料理にも合うお食事パンの優等生。
こね、発酵、分割、成形と、手ごねパン作りの基本の「き」がぎゅっとつまっているから、手ごねパンの入門としても最適です。
プチパンで基本をしっかり身につけておくことが、今後のパン作り成功での近道になりますよ!
▼あわせてご覧ください
【パン作りの教科書】LESSON1 基本のプチパンの作り方
- cuoca強力粉(フェリーチェ)1kg
- クオカが作ったオリジナルの強力粉。コストパフォーマンスがよく、いろんなパンに使えるのが特徴です。初心者さんからベテランさんまで満足いただける安定感で、誰にでもおいしいパンが作れます。
作り方
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1.〈材料を混ぜる〉 ボウルに強力粉、グラニュー糖、塩を入れ、スケッパーでよく混ぜる。 |
2.中央にくぼみを作り、そこに水、インスタントドライイーストを入れる。スケッパーで粉と水を混ぜ合わせ、切るように混ぜていく。その後、粉気がなくなったら、手でひとまとまりにする。 | 3.ひとまとまりになったらこね台(ペストリーボード)の上に取り出し、手のひらで生地を台にこすりつけるようにして、混ぜムラがなくなるまで繰り返す。 |
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4.〈こねる〉 生地を10~15分くらいこねていく。 ①生地を台にたたきつけては折り返し、90度ずつ向きを変えて繰り返す。 |
5.②生地を台の上で両手で押しては巻きを3回くらい続けたら、生地の角度を90度変えていく。これを繰り返す。 ※べたつく時は①、まとまってきたら②でこねてください。その後は、自由に組み合わせながらこねていきましょう。 |
6.生地の表面がなめらかになったらこねあがり。 ※生地を薄く伸ばしてみたときに、途中ですぐきれずに伸びるのがこねあがりの目安です。 |
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7.〈生地を丸める〉 きれいな面を上にして両手で軽く包み、底面の中心を軸に生地を下に引っぱる。90度ずつ回転させて、表面がなめらかにピンと張るまで繰り返す。 |
8.〈1次発酵〉 ボウルに入れてラップをして、オーブンの発酵機能などを使って30℃くらいのあたたかい場所で約60分発酵させる。生地が約2倍に膨らめば発酵終了。 ※室温が30℃近くある時はオーブンを使わずに発酵させてOKです。 |
9.〈分割〉 台に強力粉(分量外)をふり、生地をボウルから取り出し、スケッパーで8等分に切り分ける。ひとつひとつ重さを確認して調整していく。 ※1~2グラムの誤差はあってもOKです。 |
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10.〈丸める〉 手のひらを使って上からおさえ、気泡をつぶしガスを抜いていく。生地を周りから中心に向けて折りたたみ丸い形にする。きれいな面を上にして手のひらにのせ、張りが出るように丸める。底をしっかりとじる。 |
11.〈ベンチタイム〉 とじ目を下にして間隔をあけて台に並べ、かたくしぼったぬれ布巾などをかぶせ乾燥を防ぐ。約15分、室温で休ませる。 ※間隔が近すぎるとくっつくので注意しましょう。 |
12.〈成形する〉 (10)と同様に、もう一度生地のガスを抜き、とじ目が内側にくるように丸め直し、底をしっかりとじる。 |
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13.〈2次発酵〉 オーブン用シートを敷いた天板の上に間隔を空けて並べ、オーブンの発酵機能などを使って30℃くらいのあたたかいところで約50分発酵させる。 ※オーブンを使って発酵させる場合:焼成前の予熱が必要なため、発酵終了10分前にオーブンから取り出して、パン生地が乾燥しないように大きめのビニールをかぶせます。その際に生地と直接触れないように気をつけましょう。 |
14.生地が2周りくらい大きくなったら発酵終了。 オーブンを200℃に予熱しておく。 |
15.〈焼成〉 茶こし(ストレーナー)でパンの表面に強力粉(分量外)をふるう。 |
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16.200℃に温めておいたオーブンを180℃に設定しなおし、約12分焼く。 | 17.焼き上がったらすぐに天板から外してケーキクーラーなどの上にのせて冷ます。 ※熱いのでやけどに注意しましょう。 |