
抹茶と大納言のパウンドケーキ
初級
香り高い宇治抹茶パウダーを使用して、アクセントに鹿の子大納言を散らした和風のパウンドケーキ。緑色の生地と大納言の黒のコントラストも美しいので、プレゼントにもおすすめ。緑茶やほうじ茶と合わせて、ステキなティータイムをお楽しみください。
作り方
1.【準備】 ・バターを常温に戻し、指で軽く押すとへこむ程度の状態にしておく。 ※1cm角くらいに切るとムラなく、短時間でやわらかくできます。 ・卵を常温に戻す。 ・粉とベーキングパウダーを一緒にふるっておく。 ・型に敷き紙を敷く。 ※敷き紙は縦横高さを測り、展開図のように切ったり、長方形の敷き紙を十字に重ねて型に敷いていく。 ・オーブンは180℃に温めておく(予熱)。 |
2.〈抹茶クリームを作る〉 抹茶パウダーとグラニュー糖を一緒に混ぜ、生クリームを加えホイッパーで混ぜる。 |
3.バターをホイッパーでほぐし、クリーム状になるようすり混ぜる。 |
4.塩を加えてよくすり混ぜ、続いてグラニュー糖を加えて、白っぽくなるまで混ぜる。 ※目安は砂糖の粒がなくなるまで。空気をしっかり含ませることによって、生地のふくらみを助けます。 |
5.ほぐしておいた卵を少量ずつ3〜5回に分けて加える。 ※卵が冷たいとバターが冷え固まって分離の原因になります。20℃程度が理想的な温度。 また、卵を分量の半分くらい入れた段階で粉の一部(全体の1/3〜1/4) を加えておくと、粉が水分を吸収するので分離しにくくなります。 |
6.(2)で作った抹茶クリームを(5)に混ぜ合わせる。大納言も一緒に加えて混ぜ合わせる。 |
7.(5)に粉とベーキングパウダーを一度に加える。 切るように手早く混ぜ、粉気がなくなり、つやが出るまでしっかり混ぜる。 ※こねすぎるとネバリの原因であるグルテンが発生してしまうので、注意しましょう。 |
8.カードで生地を型にいれ、トンと軽く空気を抜く。焼き上がりの膨らんだ形をきれいにするために、長辺の端を高く、中央をへこませた状態にならす。 ※型のスミまで生地を行きわたらせることによって、焼き上がりの形が美しく仕上がります。 |
9.予熱しておいたオーブンに入れ、170℃で約45分焼く。竹串を刺してみて、生地がついてこなければできあがり。 ※中央部に焼き色がつき、指で押すとはね返るのが目安です。 |