
いちごのタルト
- 70分
中級
※冷ます時間は含みません
いちごをふんだんに使用した、かわいらしいタルト。
さくさくの香ばしい生地は手作りならではのおいしさです。
アーモンドクリームには鮮やかな緑色のピスタチオペーストを加え、カットした時にも春らしい色合いをお楽しみいただけます。
- シチリア産ピスタチオペースト50g
- イタリア・シチリア島で3世代に渡ってナッツ類の輸出販売を手がけているアフロンティ社が自信を持って世界に薦める、きわめて高品質なピスタチオです。
シシリー産のピスタチオは2年に1度しか収穫を行わないため、風味が非常に強く、生産量が少ないことから希少価値が高くなっています。色鮮やかさとローストした際に増す風味の良さは格別で、他国産に比べ油脂分が多いのも特徴の一つです。
作り方
1.【準備】 ・タルト生地用とピスタチオのアーモンドクリーム用の卵とバターをそれぞれ常温に戻しておく。 ・タルト生地用の薄力粉と粉糖はそれぞれふるっておく。 ・ピスタチオのアーモンドクリーム用のアーモンドプードル、粉糖はそれぞれふるっておく。 ・タルトを焼き始める時間に合わせて、オーブンを180℃に温めておく(予熱)。 |
2.〈タルト生地を作る〉 ボウルにバターを入れ、ホイッパーでクリーム状になるまで練り、粉糖を2〜3回に分けて加え、よく混ぜ合わせる。 ※そのつど混ざりきったら次を入れるようにして、よく混ぜる。 |
3.ほぐした卵を少しずつ加えて混ぜ、バニラオイルを2〜3滴加えて混ぜる。 |
4.ふるった薄力粉を半量ずつ加え、ゴムべらでボウルの内側に押しつけるようにして混ぜ合わせる。 ひとまとめにしてラップに包み、冷蔵庫で1時間以上休ませる。 |
5.〈ピスタチオのアーモンドクリームを作る〉 ボウルにバターを入れてホイッパーでクリーム状に練り、粉糖を2〜3回に分けて混ぜ合わせる。 ほぐした卵も少しずつ加えて混ぜ、ピスタチオペーストも加えて混ぜる。 |
6.アーモンドプードルを加えて混ぜ合わせたら、キルシュワッサーも加えてひとまとめにする。 生地にラップを密着させ、冷蔵庫で1時間ほど休ませる。 |
7.〈タルト生地を成形する〉 タルト生地を2枚のラップで挟む。厚さが1.5cm程になるまでめん棒でたたいてから、ときどきラップをはがしながら、厚さ3mm、タルト型よりひと回り大きい円にのばす。 ※生地をにばす時に、アルミルーラーを使用すると均一な厚さに仕上がります。 ※生地が柔らかくなってしまったら、冷蔵庫で再度冷やしてください。 |
8.〈タルト型に敷く〉 上のラップを1枚はがし、裏返してタルト型にのせ、生地を敷く。生地を両手で持ち、型の外にはみ出した生地を中にたるませるように寄せながら型に沿わせる。 指で押さえて、生地を底の角にぴったりと敷き込み、底全体に生地を密着させる。 |
9.ラップをはがして、型の上からめん棒を転がし、余分な生地を切り落とす。 側面のひだに指を軽く当て、型を回しながら生地をしっかり密着させる。 |
10.生地は焼くと縮むので、縁から2mmほど上に出しておく。フォークで底面と側面に底を貫通するまで穴をあける。 | 11.(6)のピスタチオのアーモンドクリームをゴムべらで練ってなめらかにしてからタルト台に入れ、表面をならす。 | 12.〈タルトを焼く〉 180℃に予熱しておいたオーブンで、約25〜30分焼く。 焼き上がったら、ケーキクーラー(網など)にのせて冷ます。冷めたら型からはずす。 |
13.〈仕上げる〉 冷めたタルト台に、周囲1cmくらいをあけてカスタードクリームを薄く塗る。 |
14.イチゴのへたを切り、タルトの表面に並べる。 小鍋にナパージュをほぐして水を加え、弱火で加熱する。 なめらかな状態になったら火を止め、いちごの表面に刷毛でナパージュを塗り、飾りのピスタチオをスライスして乗せる。 冷蔵庫で30分程度冷やせばできあがり。 |