
抹茶のガレット・デ・ロワ
- 120分
中級
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※生地を休ませる時間は含みません
毎年エピファニー(1月6日)に食べられているフランスの伝統菓子、ガレット・デ・ロワ。切り分けたピースにフェーブ(陶器製の小物)が入っていた人は王冠を被り、祝福を受け、幸運が1年間継続するといわれています。
日本でも広まりつつあるガレット・デ・ロワ、さくさくの折りパイ生地に入ったアーモンドクリームを抹茶風味にアレンジしました。
ご家族や仲間と切り分けて、フランスのならわしを楽しんでみてはいかがでしょうか。
- BELLAMYS冷凍パイシート150g×3枚
- このおいしさは本物!フレッシュバター風味たっぷりのパイシートは、冷凍食品とは思えないほどぜいたくなお手軽素材。クオカスタッフも日々愛用している一品です。あまり伸ばしすぎないことがきれいにふくらませるコツです!
お菓子はもちろん、キッシュ、ポットパイやパイ包み焼きなどお料理にもぜひお使いくださいね。
作り方
1.【準備】 ・冷凍パイシートは半解凍しておく。 ※柔らかくなりすぎないように注意してください。 ・バターと卵は常温に戻しておく。 ・アーモンドプードルと抹茶パウダーを合わせてふるっておく。 ※アーモンドプードルは160℃で10分ほどローストしておくと、一層風味がよくなります。 ・ガレット・デ・ロワを焼くタイミングに合わせて、オーブンを200℃に温めておく(予熱)。 |
2.〈抹茶のアーモンドクリームを作る〉 ボウルにバターを入れてホイッパーでクリーム状に練り、きび砂糖を2〜3回に分けて加え混ぜ、ほぐした卵も少しずつ加えて混ぜる。ふるっておいた粉類を加え、混ぜ合わせてひとまとめにする。生地にラップを密着させ、冷蔵庫で1時間ほど休ませる。 |
3.〈ガレット・デ・ロワを成形する〉 オーブン用シートの上にパイシートを1枚のせ、丸セルクル(直径15cm)を使って印をつける。印の内側2cm幅に薄く卵を刷毛で塗る(接着用)。 |
4.丸口金#9(10mm)を入れた絞り袋にアーモンドクリームを入れ、卵を塗っていない部分に中心から渦巻きを描くように半量絞り出す。鹿の子大納言の半量を散らし、中心部分は避けてアーモンド(またはフェーブ)をクリームに沈める。 | 5.残りの抹茶のアーモンドクリームを(4)の上にしぼり、表面をパレットナイフなどでならし、ドーム状にする。残りの鹿の子大納言を散らす。 | 6.もう1枚の生地を45度回転させて端から重ね、空気が入らないようにぴったりと重ねる。クリームが流れ出ないように、クリームの周囲を親指の腹でしっかり押さえつける。 |
7.(6)の上からアーモンドクリームが中心にくるように丸セルクル(直径15cm)をかぶせて押し、生地を抜く。余分な生地を取ってから、セルクルを外す。 ※層がつぶれないように、パイが柔らかくなってしまっている場合は冷蔵庫で30分ほど休ませてから作業してください。 |
8.生地の縁を押さえながら、側面にナイフの背で浅く切り込みを入れていく。表面に溶き卵を塗る。乾いたらもう一度重ねて塗る。 ※パイの切り口に卵がつくと浮きが悪くなるので、つかないように注意してください。 |
9.ナイフの先で模様を入れていく。パイを全て切ってしまわないように、表面だけ切っていく。中央にナイフを突き刺して空気穴をあけて、オーブン用シートごと天板に移す。 |
10.〈ガレット・デ・ロワを焼く〉 200℃のオーブンで約40分焼く。焼き上がったら表面に茶こし(シュガーストレーナー)で粉糖をふり、再び220℃に上げたオーブンに5〜8分入れてキャラメリゼする。きれいにつやが出たら、できあがり。 |