
鳴門金時の芋きんつば
- 70分
中級

※冷やし固める時間、生地をねかせる時間は含みません
きんつばの「つば」は日本刀の金具「鍔(つば)」のこと。江戸時代に小豆あんをうるち米の粉で包んで焼いた和菓子が京都で生まれ、その色と形から「ぎんつば」と呼ばれていました。それが江戸に伝わり、水溶きした小麦粉で包んで焼くようになり、また”銀よりも金の方が景気がよい”ということで「きんつば」と呼ばれるようになったと言われています。当時賑わってい日本橋界隈には屋台が出て、とても人気を博したそうです。
このレシピでご紹介するのは、鳴門金時ペーストを使ったほっくり黄金色のきんつばです。
アレンジで紫いものきんつばをご紹介していますので、2色並べて目にも楽しいお茶請けにいかがでしょうか。
紫いものきんつばのレシピはこちら
- 鳴門金時ペースト200g
- 徳島県の名産品鳴門金時(さつまいも)を贅沢に使用したなめらかなペーストです。素材の味を活かしているので上品な甘さが特徴です。芋きんつば、スイートポテトなどあらゆるお菓子作りに。
作り方
1.鳴門金時ペーストを耐熱ボウルに入れ、キッチンペーパーを軽くかぶせて電子レンジ(600W)に2分かけたら取り出してゴムべらで混ぜる。この工程をあと2回繰り返して水分を飛ばす。 | 2.鍋に水、粉末寒天、グラニュー糖を入れて沸騰させ、中火~弱火で時々混ぜながら3分煮詰める。 | 3.火を止め、(1)の鳴門金時ペースト、塩を入れてよく混ぜる。弱火で4分、焦げないように注意して混ぜながら加熱する。 |
4.熱いうちに寒天流に入れ、ゴムべらで表面をならす。あら熱がとれたら、生地の表面にぴったりラップをし、カード等で上から押さえて平らにする。 冷蔵庫で冷やし固め、35×36mm(短い辺を36mmで3個取り)12個にカットし、使うまで冷蔵庫で冷やしておく。 |
5.生地を作る。 白玉粉に水を少しずつ加え、手で粉を潰すように混ぜる。グラニュー糖を加えてホイッパーで混ぜ、ふるった薄力粉と塩を加えてさらによく混ぜ、裏ごす。 生地の表面にラップを密着してかぶせ、冷蔵庫で15分ねかせる。 |
6.(5)をバットなどの平らな容器に流し入れる(5mm位の厚みになるとつけやすい)。 始めにきんつばの表になる面を生地に浸し、ごまをのせて、温めて薄く油をひいたフライパンで1分程度、皮にうっすら焼き色がつくまで焼く。 残りの面も同様に焼く。 |
7.完全に冷めてから、はさみやナイフではみ出た余分な生地を切り取って仕上げればできあがり。 ※フライパンで焼くときは、やけどにご注意ください。 |
生地は薄くつけ、表→4辺→裏の順で、フライパンに軽く押し付けるようにのせるときれいに焼けます。