
吉野本葛で作る葛まんじゅう
- 35分
中級

※冷やす時間は含まれません
ほんのりとした透明感、みずみずしい見た目も涼やかな葛まんじゅう。あじさいが色付く季節になると、食べたくなるという方も多いのでは?
ぷるんとした独特の食感とつるりとした喉越しもまた日本の夏に合いますね。
色々なあんを使って、カラフルに仕上げるのも楽しいですよ。
- 吉野本葛150g
- 野山に自生する葛の根から選りすぐって作り上げた純良な本葛。吉野の歴史と共に人々に愛され育まれてきた吉野本葛は、その風味と透明感のある美しさで、日本料理や和菓子の世界を奥深く豊かに広げます。
夏は涼感誘う和菓子、冬は葛湯、料理のとろみつけにと1年を通して幅広くお使いください。
作り方
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1.【準備】 ・あんは15gずつ8個に分割して丸め、乾燥しないようにラップをかけておく。 ・蒸し器を準備し、加熱して蒸気を上げておく |
2.吉野本葛をボウルに入れ、分量の1/3の水を加えて指先でつぶすようにしながらよく溶く。 残りの水も加えて混ぜ、目の細かいストレーナーでこしながら鍋に入れる。 |
3.[2]に上白糖を加えてよく混ぜる。 弱めの中火にかけ、ゴムべらで鍋底からしっかり混ぜながら練る。 徐々に透明な固まりができ、生地の半分くらいが固まってきたら火からおろし、素早く力強く練って全体を均一な半透明なのり状にする。 |
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4.練り上がったら、広げたラップの上に水で濡らしたスプーンで大さじ1程度の生地をのせて軽く広げ、中央に丸めておいたあん玉を1つのせて軽く押し込む。 ラップごと手に取り、生地であん玉を包むように茶巾包みにして、絞ったラップの口をタイで止める。 ※生地が冷えて固くなると、作業がしづらくなるため、手早く行ってください。 |
5.[4]をラップごと氷水に入れて冷やし固める。 | 6.固まったらそっとラップをはずし、水で濡らした手で閉じ目をしっかりとつまんで閉じるようにして形を整える。 |
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7.蒸気の上がった蒸し器に、水で濡らして固く絞ったさらしを敷く。 [6]の生地のとじ目を下にして並べ、強めの中火で約7〜8分、全体が透明になるまで蒸す。 |
食べる30分前に冷蔵庫に入れて冷やすといっそうおいしくお召し上がりいただけます。
※冷やし過ぎると、生地が固くなってしまうので気をつけてください。